いちにちじごく ふくべ あきひろ
かわいい絵ながら、結構インパクトがあります。
帯に「わるいことをするお子様に。」と書かれていますが、年中さん~小学校低学年くらいの子にウケが良いのではないかと思いました。
内容としては、「〇〇をしたら・・・」→「△△じごく」、という感じで、子どもの悪さを地獄とむすびつけています。
恐らく、賛否両論でしょう。以前、「オニから電話」というスマホアプリが流行りましたね。恐怖で子どもの行動を止めるような。
この本も、そんな感じです。ただ、オニ電ほどのインパクトはないと思います。絵がかわいらしいし、何より読んであげるのが親ですから。
わが子たちも、読んであげた翌日には、「あっ、なんとか地獄におちちゃう!」と言って、食事中に遊びかけていたのを自ら止めました。親としては「おっ」と思いましたが、それも1日だけでしたね。
気軽な感じで読んであげて、何となく「ダメなんだ」という印象を植え付けられれば上出来だと思います。無駄に怖い読み方をする必要はないでしょう。むしろ、怖いイメージだけが残ってしまうと、その後の人生に影響を与えそうです。(無駄に怖がる、とかね。)
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