日本の凄さを再発見
ハーバードでいちばん人気の国・日本 佐藤智恵
過大タイトルだなあ、というのが読み終えてのまずは感想。
ハーバードで学んでいると、日本で働いていたときよりも、『日本はすごい国なんだ」と感じます。日本の価値を再発見する毎日です。
この文章が、この本に対しても当てはまると、私は思う。
序章:なぜハーバードはいま日本に学ぶのか
第1章:オペレーションー世界が絶賛した奇跡のマネジメント
第2章:歴史ー最古の国に金融と企業の本質を学ぶ
第3章:政治・経済ー「東洋の奇跡」はなぜ起きたか
第4章:戦略・マーケティングー日本を代表する製造業からIT企業まで
第5章:リーダーシップー日本人リーダーのすごさに世界が驚いた
終章:日本人が気づかない「日本の強み」を自覚せよ
「日本って、人気なんだ!なんか嬉しいな。なんでだろう」と思って読む本ではない。
ハーバードでいちばん人気、の根拠もよくわからなかった。
「日本の良さはここなのか」あるいは「ここは日本の良いところなのか」と思って読む本である。
私も、本書を読んで、日本の良さ、日本人の良さを初めて認識する部分が多かった。
新幹線お掃除劇場
ホンダ
原爆
もっと詳しく知りたい事例が多く紹介されており、今後、参考書籍には今後読みたい本が多く載っていた。
日本には優秀なリーダーも多くいる。
そのリーダーたちは、何をどう考え、偉業を成し遂げたのか、知りたくなった。
読んだ期間:2016年4月5日~4月7日