PRESIDENT 2016.5.16号
はい、定期購読中のPRESIDENTです。
病院のウラ側、というタイトル。
このタイトルから連想されるのは?
- 病院経営者ががめつく稼いでいる様子(あくまでイメージですよ)
- 雇われ医の劣悪な勤務状況
- 最先端医療の紹介
などなど。
が、これらの話は一切なく・・・。
健康診断で必要と思う項目は?という医師へのアンケート結果や、がん治療の病院ランキングなど。
健康診断で医師に「不要」と考えられている項目でも、私の場合は会社で決まっているから変えられないし、がんにはなっていないから病院ランキングもあまり興味はない。
総じてあまり興味のない号だったという印象。
ただ、その他の連載記事は全部興味深く読んだ。
特に私が好きなのは、「池上彰のトップの読書術」というコーナー。
今号では、ファーストリテイリング会長兼社長の柳井正氏(後編)であった。
紹介されている本は、「ホンダジェット」という、前間孝則氏のノンフィクション。
日本は自主規制みたいなことがすごく多いんですよ。その自主規制が日本人とか、日本の企業を駄目にしていると僕は思います。
柳井氏の言葉。
「日本」という組織にとどまらず、「規制」という枠は、人の可能性をつぶすものであるとは、私も思っていた。
何かチャレンジングなことをしたければアメリカに行く、自分の個性を認めてもらいたければアメリカに行く、なんて環境では、世界を変える人材は日本からいなくなっちゃうよ~。
実際、自分の子供(優秀かどうかはさておき)には、日本の枠にとらわれず、世界へ飛び出して欲しい。
というより、今の子供たちが大人になるころには、日本しか知らないようでは大した人生送れないような気がする。
読んだ期間:2016年5月3日