アイデアは考えるな。 柳澤 大輔
面白法人カヤックって何や?と思ってHPを見てみました↓↓
う~ん、面白そうな感じがするが、ユニークすぎて働くとしたら私にはハードルが高い気がする・・・(汗)
凄いアイデア出したけりゃ、たくさん考えて、何でもいいからまず「アイデア」を出しな!という内容。
アイデアは「質」よりも「量」と、きっぱり言い切っている。
本書は5章構成になっている。
第1章 悩まずに、まず乗っかろう
第2章 成長するためのヒント
第3章 誰でもアイデアマンになれる
第4章 壁を越えるための発想法
第5章 ゴールへとつながる道
各章の冒頭に出てくる、偉人たちの言葉の引用が深い。
例えば、第1章では、
「できる」と信じるか、
「できない」と信じるか。
どちらも結果は
完全にその通りになる。
おお!!自分が信じる方向性で、できるのかできないのかが決まってしまうなんて・・・!!
アイデアを出せない人は、「出せない」わけではなく、頭の中で考えていても出力しないだけ。
何でもいいからアイデアをたっくさん出す練習をしてみよう。
<練習その1>
とあるサプリのメーカーからのダイレクトメールに、「サプリを飲み忘れない秘訣を教えてください」とあった。これを考えてみよう。目標10個。
※用法が間違っていても可とする
①毎日決まった時間(サプリを飲む時間)に、携帯でアラームをかけ、アラームのメモに「サプリ!」と表示させる
②飲まないと死ぬぞ、と思い込む。クスリだと思う。
③家じゅうのあらゆるところに、サプリを1回分分包したものを置いておき、気付いたら飲む。
④お母さんに電話をしてもらう。
⑤1日1缶飲むビールに貼り付けておく。
⑥デザートだと思う。
⑦錠剤であれば、粉々にくだいておいて、料理に使えるようにする。
⑧細かい彼氏に口移しでもらう。
⑨飲まないと貞子がやってくる。
⑩家族全員で一斉に飲む。飲み忘れていても、誰かが気付く。
はあはあ、ぜえぜえ。
10個も出せないよ・・・と、4つ目を書いたくらいで思った。
私が実際やってみるとしたら、①だな~。
<練習その2>
すぐにイライラしてしまう母親。イライラせず、心に余裕を持つにはどうすればいい?
※子どもに何かをさせるのは除く。
①父親がもっと頑張る
②イライラしている時間をはかり、記録をつけ、最長イライラタイムをはかる。
③イラっとしたら、トイレにこもる。
④宝くじの当たり券をあげる。
⑤お菓子をあげる。
⑥イケメンを配置する。
⑦何家族かで共同生活をし、母親同士で愚痴りあう。
⑧白砂糖を抜く。
⑨イライラを感じたらサイレンを鳴らす。パトカーみたいな。
⑩お風呂にゆっくり入ってリラックスする。
心に余裕を持てるかどうかはわからないが、イライラをやり過ごす方法は考えられたかな?
自分の中では、イライラの記録をとることによって、イライラを客観的にとらえ、冷静になれそうなので、②採用。
そのほかにも、ブレストの方法なども紹介されており、なかなか面白い本でした。
さすが面白法人を立ち上げただけのことはある!!!
読んだ期間:2016年6月上旬