リストマニアになろう! ポーラ・リッツォ
副題→理想の自分を手に入れる「書きだす」習慣
リストマニアになろう! 理想の自分を手に入れる「書きだす」習慣
- 作者: ポーラ・リッツォ,金井真弓
- 出版社/メーカー: 飛鳥新社
- 発売日: 2016/05/25
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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様々なリスト
リスト、が生活にも仕事にも役立つことは、薄々感じていました。
が、実際に作成することは意外と 少ないものだと思います。
日常生活で言えば、お買いものリスト、To Doリスト、今週の献立リストetc
仕事で言えば、タスクリスト、ファイル・書類のリスト、業務別作業リストetc
色々なリストがあります。
さて、私が現在使用しているリストと言えば、業務のタスクリストくらいです。
しかも、1週間毎に書きだす感じです。
本書の著者、ポーラさんは、
・やるべきこと
・行きたい場所
・物語のアイデア
・試してみたいアプリ
・お気に入りのレストラン
・読みたい本
・予定しているイベント
・気まずい状況を切り抜ける言葉
・人を笑顔にさせる方法
など、多くのリストをつくっているそうです。
(下から二つのリストは欲しいです。)
そして、あるリストは家族間で共有し、あるリストは毎日アップデートし、など、作成したリストに対して手間暇かけています。
リストフル・シンキング
ポーラさんは、「リストフル・シンキング(リスト活用思考)」なる考え方も提唱しているようです。
リストを作ると、色々なことに迷わない、忘れない、その結果、時間ができたり、ストレスが減るそうです。
これは、わかる気がします。
思い出す「時間」、思い出せない「ストレス」、決めるために考える「時間」、決めなければならないという「ストレス」、これらはリストがあれば、避けて通ることのできる場合が多いことです。
私は、買い物でよく「あれ、あと1つ欲しいものがあったはず・・・(ナンダッケ?)」ということが起こります。
つい先日も、ネットスーパーで「買おうと思っていたもの」を買い忘れ、「あ~、やっちゃった」となりました。
自分で書いていてなんですが、私にはひとまず買うものリストは無条件で必要みたいです。
リストの作成について
本書では、リスト作成や続けるための極意も記されています。
ひとまず、私自身の備忘録として、リストのつくり方の「5つのステップ」とメモしておきます。
- ひたすら書きだす(思い浮かんだら、些細なことでもすぐに書く)
- リストを整理する(項目ごとに分類する。子ども、娯楽、仕事、家庭etc)
- 優先順位をつける
- リストを書き直す
- 何度でも繰り返す
しんぱいごと
私には、心配事が一つあります。
リストは、確かに色々なメリットがあると思います。
しかし、リストがあることによって「考える」ことを忘れてしまう場面が出てこないか、ということです。
いわゆる『マニュアル人間』的な感じにならないか、ということです。
リストに書き出し、リストを見て作業をする。リストに書き出すところで頭を使っているなら問題はないと思います。しかし、一度作ったリストにとらわれ、アップデートすることもなく淡々とリストに記載の事項のみ実行していく・・・
そのようなことにならないために、本書はしばらくしたらまた読み返そうと思います。
もちろん、リスト作成にも取り組みます。
読んだ期間:2016年7月22日