不登校シリーズ
子どもが一時期学校に行きづらくなりました。
いわゆる「5月病」なのかと思いますが、その時に読んだ3冊をご紹介。
自分の子供が不登校気味になったら、まずはネットで「不登校」とか「登校拒否」とか調べませんか?
それで、原因として色々挙げてある中に『母子分離不安』というものがあります。
低学年の不登校に多い理由だそうです。私は、この『母子分離不安』という言葉に凄く苦しめられました。
「ママがいい」と言われるたびに自分が身動きとれなくなりました。
「ママがいい」と言う子どもに悪意はないでしょうが、こちらだって仕事もあれば家事もある。子どもにつきっきりになるのはハードルが高すぎます。
でも、「ママがいい」を放置すると、余計に学校に行けなくなるのではないか・・・。
もう、どうすれば良いかわからなくなりました。
そこで、とりあえず「不登校」に関する知識を頭に入れようと思い、本を買って読んだわけです。
3冊とも、良かったです。
「不登校」という親には辛い行動をとるとき、子どもは一体何を考えているのか、また、どうすれば登校するようになるのか、道しるべとなる情報がたくさん載っていました。それに、「ああ、不登校でもいいか」と心が軽くなりました。
3冊の中では、「不登校は1日3分の働きかけで99%解決する」に書かれていることが一番納得いきました。
〇不登校は、子どもの心の栄養不足
〇子どもの心の栄養は、「自信の水」
〇「自信の水」の器の大きさは子どもによって異なる
この理論です。実際どうすれば良いのか、1日3分の働きかけとは何なのか、については本を読んでいただければ、と思います。
この「自信の水」を子どもに与えることは、そう難しいことではありません。
しかし、子どもの自信の水は、随時減っていきます。だから毎日毎日与えることが必要ですが、続けることが難しいのです。
子どもが元気に登校していたとしても、この本は読み返し、自信の水を与え続ける意味を都度確認し、子どもの心の栄養不足を防ぎたいと思います。
一つ、ひっかかったのは、どの本を見ても「母親」が主体となっているところです。
現実問題、父親が主体になって子どもの不登校に向き合ったり、付き合ったりすることができないのでしょうが、母親の負担って大きいです。
そんなところもケアできる人が身近にいると、不登校にも余裕をもって向き合えるのかも知れません。
読んだ期間:2017年5月GW明け頃