mayu-banzaiの日記

1日1冊が目標!読んだ本の感想をメインに掲載します。

医者の私が薬を使わず「うつ」を消し去った20の習慣 宮島 賢也 & うつヌケ 田中 圭一

 自分ってうつ病かしら?と思ったことはありませんか?私はしょっちゅう思います。でもね、これらの本を読むと、「ああ、ただ気分が落ち込んでいるだけなんだな。」とか「メンタルが病んでいるかも知れないけど、うつ病ではなさそう」と思うことができます。

なので、おそらく私はうつ病ではないのでしょう。 

うつヌケ うつトンネルを抜けた人たち

うつヌケ うつトンネルを抜けた人たち

 

まず、「うつヌケ」、を読んで、自分はうつ病ではなさそう、とホッとします。

ただ、うつになる素質は持っていると思います。

「うつヌケ」の中では、第13話精神科医ゆうき・ゆうの話、が断然身に染みました。

認知のゆがみ、考え方のクセ、気温差、ネガティブOKなど。ゆうき・ゆう氏は「漫画でわかる心療内科」という漫画の原作の方みたいです。とりあえず、ポチりました。

 

「医者の私が・・・」からは、とにかくうつ病に引きずり込まれないための気持ちの持ち方など、具体的な考え方が書かれており、特に私に印象深かったものを、備忘録として記しておこうと思います。自分に対して、のものもあるし、子育て中の親に向けて、というものもあります。

  • 成功の9ステップ(買おうと思った本)
  • うつになる人は「うつになる考え方」をしています。そして、真面目な人ゆえに、「いい加減」、つまり、ちょうどいい具合に手を抜くことができません。
  • 「やりたくないこと」を「やる」ことに慣れてしまうと、大人になってうつの症状が出ても、その原因に気づかないことがあります。(子どもの頃に親が勝手に決めた習い事を我慢しながら続けていることに触れて。)
  • 親からつねに怒られたり、欠点やマイナス面ばかり指摘されたりしていたら、子どもは自分のことをどう思うでしょうか。たいていの子どもは、自分を否定するようになります。そして、そうした自己否定の考え方が潜在意識にすり込まれていくのです。
  • 結局、人間関係において大切なのは、相手に合わせるといった「やり方」ではなく、自分らしくいられて、自分を信じ、相手を信頼し、尊重する姿勢で接することができるといった、人としての「あり方」です。
  • カウンセリングのスキルに「傾聴」があります。相手の話に耳を傾けることですが、これは、「いい・悪い」の評価をはずすと簡単にできます。
  • 自分が嫌いだと、他人にもやさしくなれない
  • 言葉のナイフは受け止めない
  • あとまわしにできることは、あとまわしにする
  • (自分を)コントロールよりも「自分に素直に」がおすすめです。
  • アファメーション(肯定的自己暗示)

この本は、時々読み返して日常の考え方を修正していく必要があると思いました。 アファメーションも習慣化できれば良いですが、たまに意識づけをしないと、アファメーションという単語すら忘れていそうです。

 

読んだ期間:2017年8月下旬~9月上旬