mayu-banzaiの日記

1日1冊が目標!読んだ本の感想をメインに掲載します。

わが子が不登校になった日 柊 りん

これは、不登校の子を持つ親、とともに、自身がAC(Adult Children)かも知れないと考える人に向けても書かれている本かと思います。 

わが子が不登校になった日 〜失ったものを取り戻そうとする子どもたち〜

わが子が不登校になった日 〜失ったものを取り戻そうとする子どもたち〜

 

以前も不登校本を読みましたが、今回は図書館で見つけた本です。

前回不登校本記事↓↓

これまで読んだ本とはすこ~し毛色が異なる気がしました。割と多くの本に「あなたは悪くない。間違っていない。」ということが母親向けに発信されているのですが、この本にははっきりと「あなたが原因なんですよ」「あなたが変わらなければならないのですよ」ということが書かれています。

 

まず、子どもが不登校になるのは、全面的に母親が悪、という印象を受ける内容です。ただし、その母親は多かれ少なかれ、ACの気質のある母親です。AC、ご存知でしょうか。

 

メンタルクリニックのHPには、ACについて下記のように説明されています。

幼少の頃からの育った環境や境遇が影響して、大人になっても生き辛さを感じている人達のこと。

なんか、自分に当てはまる気がするんですが・・・。実際、本書の内容は、自分に心当たりのある内容のなんと多かったことか。

読み進めていて、あまりに当たっているので、それ以上読むのが怖くなったくらいです。でも、『親が変わる』ということの、本当の意味を理解することができました。

 

不登校のお子さんがいる、特に母親には、いろんな他の不登校本とともに、必ず読んでほしい本です。

私は図書館で借りたのですが、買おうかな、と悩み中です。

 

読んだ期間:2017年9月末