わが子が不登校になった日 柊 りん
これは、不登校の子を持つ親、とともに、自身がAC(Adult Children)かも知れないと考える人に向けても書かれている本かと思います。
わが子が不登校になった日 〜失ったものを取り戻そうとする子どもたち〜
- 作者: 柊りん,坂本美登利
- 出版社/メーカー: 木星舎
- 発売日: 2014/07/14
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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以前も不登校本を読みましたが、今回は図書館で見つけた本です。
前回不登校本記事↓↓
これまで読んだ本とはすこ~し毛色が異なる気がしました。割と多くの本に「あなたは悪くない。間違っていない。」ということが母親向けに発信されているのですが、この本にははっきりと「あなたが原因なんですよ」「あなたが変わらなければならないのですよ」ということが書かれています。
まず、子どもが不登校になるのは、全面的に母親が悪、という印象を受ける内容です。ただし、その母親は多かれ少なかれ、ACの気質のある母親です。AC、ご存知でしょうか。
某メンタルクリニックのHPには、ACについて下記のように説明されています。
幼少の頃からの育った環境や境遇が影響して、大人になっても生き辛さを感じている人達のこと。
なんか、自分に当てはまる気がするんですが・・・。実際、本書の内容は、自分に心当たりのある内容のなんと多かったことか。
読み進めていて、あまりに当たっているので、それ以上読むのが怖くなったくらいです。でも、『親が変わる』ということの、本当の意味を理解することができました。
不登校のお子さんがいる、特に母親には、いろんな他の不登校本とともに、必ず読んでほしい本です。
私は図書館で借りたのですが、買おうかな、と悩み中です。
読んだ期間:2017年9月末