わたしの主人公はわたし 細川 貂々
『ツレがうつになりまして。』の作者の方の本ですね。
ツレだけが、うつなのだと思っていましたが、ご本人もうつだったのですね。
『うつヌケ』つながりで読みました。
うつヌケに関する日記はこちら↓↓
うつヌケから色々広がっていきます。
私は、自分はうつではない、と、自分の中で勝手に結論を出しています。
そのことによって、少し気持ちが楽になっています。私の考え方が少し危険だな、という認識を持つこともできています。
本書は3章構成になっています。
第1章 自分のなかのダメと向き合う
第2章 ズレをこわがらずまわりと向き合う
第3章 ココロを〇くする自分との向き合い方
私は、第3章が一番好きです。
心に残った、あるいは、心に残したいフレーズを以下に記します。
- 身体がゆるむと心もゆるむ・・・つかれたら休む。ねるの大好き。
- この人いいなあって思うのは自分自身。この人やだなあって思うのも自分自身。
- 自分で気づいてないけど、きっと誰かが見ててくれてる
- 「好き」に正直になる
- ワクの中に入ってたらみうごきとれなくなるから、ワクを作らないようにしたい
- 「ダメ」と決めているのは自分自身
読み進めながら思ったのは、著者の方の考え方と、私の考え方は似ているなあ、ということです。
著者の方は、相当ネガティブ思考だそうですが、その思考に対して「こう考えればよい」「それでいいんじゃない?」「しかたない」と、ご自身なりの考えの変化を記されています。
その、変化する前の考え方と、私の考え方が似ているのです。だから、本当、自分の思考を変えるためのヒント、あるいは答えまでもがたくさん詰まった本でした。
読んで良かった♪
エッセイストだけあって、非常に短く簡潔まとめた文章と、癒し系のイラストで、すらすらすら~、と読めてしまいました。
細川貂々さんの他の著書も読んでみたいなあ。
読んだ日:2017年9月下旬