mayu-banzaiの日記

1日1冊が目標!読んだ本の感想をメインに掲載します。

ほめ日記 手塚 千砂子

結構昔の本ですが、図書館で借りてきました。

子どものことを、もっと上手にほめたいな、と思い、タイトルだけを見て借りたのですが・・・。

ほめ日記―子育てハッピートレーニング

ほめ日記―子育てハッピートレーニング

 

実際は、母親に対して、もっと自分をほめましょう!という内容でした。

本書は、4章構成でできています。

 はじめに

 chapter1 「子育て脳」の発見

 chapter2 「ほめ日記」の3つのステップ

 chapter3 「ほめ日記」にチャレンジ!

 chapter4 私たちは「愛の天才」です

 おわりに

 

私は、「はじめに」で心をぐっと惹きこまれてしまいました。

  • 本当は”社会の宝”を育てているのですから、お母さんたちはもっと自信と誇りをもって子育てしてほしい
  • 社会の宝を育むもっとも”尊敬に値する存在”
  • 「子どものため」ではなく、「あなた自身の幸せと癒し」を得るためにページをめくってください

ピーンときましたね。あ、私ずっと幸せ探してるよな、と。でも、見つからないんです、幸せ像が。

「理想の家族」だとか「理想の子供」だとか「理想の人生」だとか、理想ばっかりは思い浮かぶのですが、どういう状態になったら自分が幸せを感じるのか、さっぱりわからないのです

 

だから、「あなた自身の幸せと癒し」というフレーズには反応せざるを得ませんでした。

 

自分をほめるのって、実は結構難しいんですよね。私、他の啓発本を読んで、「もっと自分をほめよう!」って過去に思ったことはあるのです。

でも、夕食を作ったからといって、それだけで自分をほめることは、なかなかできないのです。だって、誰でもやってることでしょ、って思いますから。

本書では、自分をほめることの効用とともに、具体的なほめ方や、他の方のほめ日記の実例なども載っていて、わかりやすいです。『ほめ言葉リスト』も、語彙が貧弱な私には助かります。

ああ、こういう風にほめれば良いのか、それなら自分にもできそうだわ、と思えるのです。

 

ほめ日記を続けるうちに、自分だけではなくて子どものことも自然とほめられるようになるそうです。

そうすると、母親イライラ⇒家庭内ギスギス、という悪循環が断ち切られ、家族の雰囲気も変わり、毎日が明るく前向きになるというのです。そんなに激しく実感は得られないかも知れませんが、ひとまず2週間はやってみようと思います。

 

ほめる、を続けて、幸せを実感できるといいな。幸せ像が現れてくれるといいな。 

 

ところで、図書館の本のいいところの一つに、「とりあえず借りてみる」ことができる、という点があると思います。

書店でこの本を見かけていたら、きっと発行年の古さから買わなかったでしょう。

私は、自己啓発ジャンルの本は、基本的には新しい方が良いと思っていますから。

古い本に1000円以上も使いたくないわけです。(小説などは別ですよ。)

 

図書館の本は、お金もかからないし、途中で読むのをやめて返却しても、また借りれば読むことができます。

なんと素晴らしい!!

今回、気軽に借りた1冊で、お金を払って買った他の一部の本よりも素晴らしい内容を得ることができました。

これからも、どんどん図書館を使いたいと思います!!!

 

読んだ期間:2017年10月19日