わたしたちはその赤ん坊を応援することにした 朝倉 かすみ
まだまだ、私の中では朝倉かすみさんブームです。
7つの全く独立した短編集です。
一番最初のお話が、私は一番好きかも知れません。
『森のような、大きな生き物』というお話です。
簡単に言うと、スポーツ選手を応援する話、でしょうか。
おそらく多くの30代後半以上の人にとっては、凄くリアル、あるいは、「ああ、なんかわかる気がするわ」という内容です。
実名も、お話の中での名前も出てこないのですが、「これって、あの人のことだよね」。
さらに、その人について、「そうそう、私も同じこと思ってた!」という感じです。
全体的に、「なんかわかる気がする」話が多かったです。
(個人的にはあまり好きではないお話もありましたが、それはしょうがいないですよね。)
ちなみに、本のタイトルが題名となっているお話はありません。
私は珍しい気がしますが、そうでもないのかな?
読んだ期間:2017年10月上旬
朝倉かすみさんの本に関する過去日記↓↓mayu-banzai.hatenablog.com