mayu-banzaiの日記

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終わった人 内館 牧子

考えさせられちゃいますね。退職後のこと。

「定年って生前葬だな」で始まるこの小説。定年がある仕事をしている人は、必読です。

終わった人 (講談社文庫)

終わった人 (講談社文庫)

 

私は30代です。会社を退職して2か月ほど自由に過ごしていたことがあります。 

そのときは、と~~~~~っても羽を伸ばして、良い気分で過ごしていました。

でも、それは、次の就職が決まっていたからでしょう。

今現在、家庭の事情により、かなり仕事をセーブしています。それはそれはストレスが溜まります。仕事って、私の精神衛生上大事なイベントみたいです。

今の私の中での仕事が果たす役割を、ボランティアや趣味で置き換えられるのかどうか、それが問題ですね。

今仕事が楽しくてしょうがない人!それはそれで良いと思います。でも、もう一つは、楽しいこと、熱中できることを見つけるべきです。今の仕事がなくなったらどんな生活になるか?想像してみれば、おそらくゾッとすることでしょう。

まだ間に合います。仕事以外の生きがいも見つけよう!

 

私も、この小説に出会い、この小説を読んだ今、何か行動を起こしていきたい、そう感じました。仕事人間は辛そうだよ。

 

さて、この小説は映画化されるそうです。

(私は、ドラマ化したら面白そうだなあ、と思いながら読んでいました。キャストを考えながら。)

主人公の定年男性を舘ひろしさん、その妻を黒木瞳さん、娘を臼田あさ美さん、その他、広末涼子さんや温水洋一さん、今井翼さんも出演するそうです。

う~ん、夫婦のキャスティングが絶妙と言えば絶妙だけど、想像の範囲内ですね。だからこそ、すんなりとストーリーに引き込まれそうな気はします。

絶対見に行くぞ!

 

読んだ日:2018年3月中旬

終わった人 (講談社文庫)

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