読んだけど日記にしなかった本たち【2018年2月】
①精神科医はくすりを出すときこう考える
患者さんと医師の架け橋に・・・というような目的で書かれた本だそうですが、患者さんが果たして読める内容だろうか、という疑問が残りました。
何と言ってもボリュームが多すぎです・・・。
(ちなみに、こういう症状にはこういうお薬、といった内容ではありません。)
②金持ちになる方法はあるけれど、金持ちになって君はどうするの?
堀江さんのメルマガをまとめた本だそうで、色んなアイデアが紹介(というのかな?)されているし、読者とのQ&Aも載っていました。Q&Aの方は、堀江さんの考え方を知る上ではかなり面白かったです。保守的な読者の質問に対して、一言で答える堀江さんの回答が、保守的な私に対しても一言物申されているようで、グサグサと胸に突き刺さります。
金持ちになる方法はあるけれど、金持ちになって君はどうするの? (徳間文庫カレッジ)
③子育てに疲れたときに読む本
親と子の自立、について書かれていました。子育てに疲れていなくても読むべき本だと思います。
私としては、子どもが赤ちゃんの頃に読めば良かったと思いました。た〇ひよばっかり読んでたからなあ。
④脳はなんで気持ちいいことをやめられないの?
「ホンマでっか!?TV」にもたまに出ている中野信子さん原案の本です。マンガで面白おかしく「やめたいのにやめられない」のはなぜか、やめるためにはどうすれば良いのかを説明してあります。
一番面白かったのは「男女」の脳の違いです。良く、「女性は、愚痴は聞いてほしいだけ」「男性はそれに対して論理的なアドバイスをするから、パートナーから怒られる」と言った話があると思います。それも脳科学の観点から解説されており、「なら、仕方ないか」と許せる気持ちになったり(ならなかったり・・・)。
ダイエット、衝動買い、浮気や不倫、など女子が大好きなネタがたくさん入っていて、一気に読んでしまいました。
コミックエッセイ 脳はなんで気持ちいいことをやめられないの?
⑤不登校・ニート ひきこもりの家族に贈る 気持ちを切り替える力[レジリエンス]
不登校やニート、ひきこもりの本人に対する接し方に重点を置くのではなく、その家族の考え方や接し方に重点を置いてアドバイスしている本です。
不登校関連の本では「本人は傷ついているから、そっとしておけ」「〇〇という行動もパワーを貯めるために必要だから仕方がない」「褒めて励まして自信をつけさせてあげろ」等々、子ども中心に述べられ、その援助者である親に対しては「これをするべき」「これはしてはいけない」と、対応方法が述べられているだけのものが多い気がします。
はっきり言って親の心配や不安については、何のケアもされていない状況だったと感じています。(不登校関連本を全て読んだわけではないので、私が偏ってチョイスしていた可能性もありますが。)
この本では、援助する側の考え方、自分の心のケアの方法について書かれており、「あ~、こういう本読みたかったな」と思わせる内容でした。少し、心の支えになります。
不登校・ニート・ひきこもりの家族に贈る 気持ちを切り替える力(レジリエンス)
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2月もたくさん本を読みました^^