しないことリスト pha
人生の99%!?私の人生は無駄なことだらけだったのか・・・?
4章構成です。
第1章 環境をスッキリさせる 所有しないリスト
第2章 行動をラクにする 努力しないリスト
第3章 意識を楽にする 自分のせいにしないリスト
第4章 人生をラクにする 期待しないリスト
そもそも、「~しなきゃいけない」ことの大部分はしなくて良いことだそうです。
何でしないといけないのか、自分で理解できないことは、しなくても良い。
第1章では、モノの所有のことはもちろん、頭の中の整理についても書かれています。
その中から1つ、認知のゆがみについて。
頭の中でずっと考えていると、だんだん何が正しいかわからなくなったりして、考えが極端になったり煮詰まったりしやすい。それを、アウトプットすることによって、内容を客観的に見ることができ、そこに認知のゆがみが多く入っていることに気付くそうです。
認知のゆがみ10パターン(本書より)
- 全か無かの考え
- 極度の一般化
- 心のフィルター
- マイナス思考
- 論理の飛躍
- 過大評価と過小評価
- 感情的な決めつけ
- ~すべき思考
- レッテル貼り
- 誤った自己責任化
私は、この10パターンを見て、自分の考え方に認知のゆがみが多くあることに気付きました。そして、気付いたら、少し楽になりました。
焦ったり切羽詰ったりしているときに考えることって、認知のゆがみが多くありそうです。特に、思い込み、なんかが代表的かと。だから、客観的な視点で考え直すようにすると、結構スッキリするのではないでしょうか。
自分で解決できないことは、友達に聞いてみる、親に聞いてみる、ネットで検索してみる(自分の考えを補強する材料ばかりを検索しないように)など、第三者の意見を聞いてみることには、とても意味があることです。
第2章では、力を抜いて、いい意味で怠け者であることの良さが説明されています。
本文より、印象的だった箇所↓↓
怠け者→効率のいいやり方を考え出そうとする
働き者→体力と精神論で解決してしまう
必ずしも「勤勉」が良いわけではないのですよね。
ブラック企業で、精神を削られ、体力を削られ、命までも削られている人たちは、ここでいう「働き者」でしかなく、自分が生きていく上では「勤勉」はデメリットでしかないですね。
効率、という点から考えても、怠け者はラクするために効率重視で働き、働き者は「やればできる」精神でとにかくいっちゃうんですね。
う~む、有能な怠け者を目指したいです。
第3章、第4章でも、力を抜くためのいろいろな捨てるべき行動、考え方が書かれています。最後には、
義務教育後は余生
という、少し衝撃的な考え方まで!
むしろ、義務教育後が本番ではないのか?という疑問を抱きつつも、「そういう気楽さもあるか」とも思ったり。
今はもう余生なんだなあ、と思えるくらいの余裕ができるといいですね♪
読んだ日:2019年2月上旬
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