頭は「本の読み方」で磨かれる 茂木 健一郎
茂木さんは、読書の方法すべてを肯定しています。
速読、精読、積ん読、乱読etc
とにかく本を読むことは脳に良い、と。
本を読んでいる時に、脳のどこそこが活性化して、その部位は何を司る部位で・・・なんていう話はほとんど出てきません。
茂木さんが考える、読書の効能が書かれています。
本、というのは、基本的には生半可な知識で書くことはできない上に、多くの人が製作に関わっています。たとえ内容の薄っぺらい本だとしても、何か1つでも得るところはあるはず。
自分ではない誰かの書いた本には、その人のこれまでの経験や体験、人生のストーリー、考え方などが自然と詰め込まれています。すなわち、新しい考え方に触れることのできる場なのです。
例えば、今回茂木さんのこの本を読んだわけですが、私はこれで、読書に対する1つの考え方を学びました。あとは、紹介されていた本の中には、知らないものもあったし、知っている本でも茂木さんの捉え方は、また新鮮でした。
本を読むだけで多様な考え方を知ることができます。
ちなみに茂木さんは、読んだつもりの本もあっていい、とも述べています。
読んでないのに読んだふりをしている本の事です。
さらに、持つだけの本もあっていい、と。本がファッションの一部でも良いじゃないか、と。
本好きな人はもちろん楽しめる内容だったし、本をあまり読まない人でも「本買って読もうかな」と思わせるような内容だったと思います。
何でも良いから、本を読もう!
読んだ日:2018年5月上旬
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