本当に頭がいい子の育て方 高濱 正伸 他1冊
花まる学習会代表の高濱正伸さんの著書を2冊読みました。
花まる学習会、という名と、その人気ぶりは、1年ほど前に友人から聞いて知っていましたが、その人気の理由が少しわかった気がします。
2冊連続で読みましたが、内容は非常に似通っていました。
これから読むなら、どちらか1冊で良いと思います。
要は、子どもの体験、経験を大事にしろ、ということでしょうか。
特に低学年の子供は、算数や国語のドリルをやらせるよりは、外遊びをメインでやった方が、結果的に集中力、応用力、粘り強さ等が育まれる、との主張です。
これには賛同します。外遊びが〇〇力につながる、ということを目の当たりにしてきたわけではありませんが、今現在の私の周りの「優秀だなあ」と思う人のことを考えてみると、何となくわかる気がするのです。
ちなみに、私が「優秀だなあ」と思うのは、仕事でもそこそこの成果を出していたり、ポジションについていたりして、更に心から楽しそうに趣味に打ち込んでいるような人です。リア充的な感じ?
つまり、人生楽しそうな人ですね。
私は今「人生楽しい!」とまでは思えません。人間として落ちこぼれかもしれません。
まあ、私の人生は今はどうでも良いのですが・・・。
子どもを絶対ニートにしない方法、や、中学受験対策(どんな子が中学受験に向いているか等)なんかも書かれていました。
いくつか、忘れたくない部分をメモ↓↓
子どもにやる気を出させる「いちばんいい方法」は、「お母さんがいつもニコニコしていること」
東大生に聞くと「小さいころ親から勉強しろと言われなかった」「母がいつも笑顔だった」という人が多いみたいです。
勉強しろと言わないこと、いつもニコニコしていること、このたった2つのこと、多くの母親にはハードルが高いかも知れませんね。私にとってもかなりハードル高いです。
「宿題したの?」と、ついつい聞いてしまったり、イライラを表情に出したり。
私としては、親にも感情があるのだから、お母さんがいつもニコニコしていること、が正しいこと、良いことなのかどうかは、議論の余地があると、ちょっぴり考えています。
結局は、東大に行かせたいから、と、表面的に上記2つの事を実行する親は東大生の親の器ではなく、自然体で実行している親の子供が伸びていくのでしょうね。
大切なのは正しさではなく、自分の体験の中から見つけた答えを言葉にすること
「自分の体験の中から」というのがミソなのでしょうね。体験して得られた答えは芯がしっかりしていてブレないし、さらにそれを「言葉にする」ということは、語彙力、表現力がきちんと身についている証拠です。
体験が、自分の信念を築き上げていく、そんな感じでしょう。
体力のある子どもは、逆境に強い。
う~ん、何かわかる気がします。私自身が体力ないですが、逆境に弱い弱い。逆に知り合いなんかは体力が有り余っている感じですが、逆境を楽しんでいる。私の中のサンプル数は果てしなく少ないですが、体力=頑張り抜く力の基礎、というイメージです。
読んだ期間:2018年1月
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