子どものお金IQ伸ばすのはどっち? 大城 太
小学生くらいのお子さんのいる親御さんにおススメしたい1冊。
私も、大いに参考にしたいと思いました。
子どもにはお小遣いをあげるべきか?子どもにスマホを持たせるべきか?子どもに勉強を強いるべきか?etc
親であれば、子どもには将来立派に稼げる人間になって欲しいと思うのは当然でしょう。特に、親自身が今現在満たされていない場合、子どもには期待をかけてしまうのではないでしょうか。
この本は、華僑たちの教育方針のようなものを基にして書かれています。
上述したような、子育て上必ず出てくる疑問点に対しての華僑の考え方、行動も書かれています。
なるほどね、と思える部分がほとんどでした。
本書は5章構成です。
はじめに
序章
第1章 子どものお金IQを伸ばす「しつけ」はどっち?
第2章 子どものお金IQを伸ばす「勉強法」はどっち?
第3章 子どものお金IQを伸ばす「生活習慣」はどっち?
第4章 子どものお金IQを伸ばす「将来設計」はどっち?
おわりに
お金IQを伸ばす~と書かれてはいますが、そこまでお金にこだわった本ではない印象です。どちらかというと、お金寄り、くらいな感じ。
普通の育児本の中の1冊として読んで差支えないと思います。
印象的だったフレーズを↓↓
やる気よりその気を重視する。
大人は、あくまで子どもの先輩にすぎません。
⇒だから、頭ごなしに「~しなさい!」などの命令はしない。
子どもにとって心から安心できる場は家庭。
ときに大人が逃げ方を教えてもいい。
親が精神的に不安定ならば、必然的に子どもも不安定になってしまいます。だから、家庭全体の安泰を考えるならば、最優先すべきは親の安定なのです。
⇒子どもの楽しさを最優先させた結果親が疲れ果ててイライラするのは、本末転倒なのですね。
「がんばる」のではなく「できると信じる」
読んだ日:2018年5月20日
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