mayu-banzaiの日記

1日1冊が目標!読んだ本の感想をメインに掲載します。

お母さんが教える国語 早川 尚子

『お母さんが教える国語 親子で成績を上げる魔法のアイデア』です。

お母さんが教える国語 親子で成績を上げる魔法のアイデア (BOOKS)

お母さんが教える国語 親子で成績を上げる魔法のアイデア (BOOKS)

 

子どもが学校に行っていない時間に何をするか?を考えた時、やはり一番最初に思い浮かぶのは、「学校に行っているのと同じ生活をする」ということでした。

すなわち、みんなが授業を受けている時間には、自宅で学習をする。

みんなが下校の時間には自由時間。

お腹が減っても、お昼までは何も食べない。

こんな感じです。ただ、自宅学習といっても、私は先生でもないし、教職課程をとっていたわけでもないので、何をどのように教えれば良いのかわかりません。

特に、せいかつ、ずこう、たいいくなどは、なかなか対応できないです。

そこで、次のように考えました。

せいかつ(3年生以降の理科の準備?)→料理、キャンプ、空を見上げる、などで日頃からチョイチョイ働きかけておく。

ずこう→折り紙やお絵かき、アイロンビーズなど、製作ごっこを弟と一緒にやらせる。

たいいく→学校への行き帰り(スクールカウンセラーの先生のところへ行ったり、給食だけ食べに行ったり)に歩かせるor走らせる。弟のお迎えの際に公園で遊ぶ。

しょしゃ→後述

さんすう→計算力をつけることに注力。百マス計算やひっ算、九九などを重点的に。たまに文章題や図形問題等もやってみる。

こくご→漢字を中心に。読解は教科書対応問題集のみ。読書感想などでアウトプットの力を重点的に身につける。

 

学校へ行っていないことで最も心配なのは、集団でしか得られない気持ちを得ることができない、ということです。

みんなで同じものを作って、「こういうやり方もあるんだ」と、他の人から学ぶこと。

みんなで同じ目標に向かって努力し、達成したときの一体感。

などなど。生きていく上で必須、とまではいかないとしても、割と重要なことではないでしょうか。

集団については、おいおい考えたいと思います。

 

さて、標題の本ですが、図書館で見つけました。

子どもが不登校になってからというもの、「教育」的な棚を覗くことが多くなりました。

本書は7章構成です。

 はじめに

 第1章 わが子を読書好きにする魔法

 第2章 わが子を感じ好きにする魔法

 第3章 読む力のベースを身につける魔法

 第4章 正確に読めるようにする魔法

 第5章 親子で書く力をつける魔法

 第6章 親子で書く力を伸ばす魔法

 第7章 国語を通して親と子の絆を深める

 おわりに

特に興味深かったのは、第3章です。

その中で「考える力を養う工夫」というパートが出てきます。

考えること、それは、私自身が最も苦手とするところで、わが子もしっかりとその遺伝子を受け継いでいるようなのです。だから、考えるという事を身につけ、考えて分かった時の気持などを味わってほしいと思っています。

 

また、2学期に入って、「しょしゃ」という授業が新たに始まりました。

書写とは一体なんぞや?何を目的にした授業なのか?と、??だったのですが、本書では書写の目的から方法までがとてもわかりやすく解説されており、凄くためになりました。

 

わが子はまだ中学受験等を考える学年ではありませんが、受験対策のようなことも少し解説されていました。

 

そろそろ小学校の冬休みが終わります。

学校が始まったら、この本に書かれていることのいくつかを実践してみようと思います。 

 

読んだ日:2018年1月4日

お母さんが教える国語 親子で成績を上げる魔法のアイデア (BOOKS)

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