マンガでわかる 怒らない子育て 安藤俊介、長縄史子
子育て本を何冊も読んでいます。怒りに関して共通していることは、母親の怒りは子育てに良い影響を一つも与えない、ということです。
しかし、コントロールできないのが現状なんですよね・・・。何冊読んだって、最終的には自分の心がけ次第。今日も、イライラから子供を怒りすぎてしまいました。
よくある子育てのシチュエーションとともに、怒らないためのテクニック等が紹介されています。
本書は5章構成です。
プロローグ
第1章 どうして起こってしまうのか?
第2章 子どもにカチンとくる本当の理由
第3章 イライラ、ムダな怒りに振り回されたくない!
第4章 それでもイライラしてしまうとき
第5章 子どもより手ごわい!?パパへのイライラ対応策
エピローグ
いくつか気になったところを。
衝動的な怒りで後悔しないためにも、気持ちを静めるフレーズを用意して心のなかで繰り返してみましょう。
衝動的な怒りは長続きしないそうです。よく、6秒数える、なんてありますね。
心が落ち着くフレーズを繰り返すことを、アンガーマネジメントでは「コーピングマントラ」というテクニックとして使うようです。
大丈夫、大丈夫。どうってことない。などなど。
そうやって繰り返しているうちに、6秒くらいは経過しそうですね。
私も、いろいろフレーズをストックしておきます。
「4つの怒り」に注意する
- 頻度の高い怒り
- 強度の強い怒り
- 持続する怒り
- 攻撃性のある怒り
この4つの怒りは人間関係に影響してくるようです。このような怒りを感じたら、
「タイムアウト」というテクニックを使います。
その場を離れて、心を落ち着かせます。
怒りはパターン化しやすい
アンガーログとは、いつ、どんなことに、どういうふうに思って、怒りの強さはどれくらいだったのか、を記録することです。
それによって、自分の怒りの癖を知って、自分の怒りを客観視することができます。
つまり、怒った出来事について冷静に考えなおすことができるんです。
テンプレートを作って、寝る前などに記録していきましょう。
他にも、タイプ別の怒りの癖診断や、シチュエーション別の解説が載っています。
マンガの絵もかわいくて、さくさく読み進められます(^^)
アンガーマネジメント、という具体的な方法を解説しているため、他の「怒らない子育て」とは少し異なり、新鮮に読めた気がします。
読んだ日:2019年3月中旬
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