「凛とした魅力」がすべてを変える　ジェニファー・L・スコット

「フランス人は10着しか服を持たない」の第3弾です。

第1弾を読んだ記憶はあります。とても感動して、「気に入らない服は捨てよう！」と思いました。その後、洋服がだいぶ減って、気に入ったものだけを置いておき、着るようになりました。

第2弾は読んでいません。存在すら知りませんでした（第3弾を見て、ああ、第2弾があったのだな、と思った程度）。

第3弾の本書を読んで、またもや感銘を受けたことは間違いありません。

「凛とした魅力」とはなんなのか。これから素敵に年齢を重ねるためにも大事なことがたくさん記されていたと思います。

が、「こんな生活は楽しくなさそう・・・」ということも書かれていました。

例えば、間食しない。これなんか、お菓子大好きな私からすると、人生の楽しみが半分なくなるようなものです。

例えば、自宅でも部屋着は着ない。家って、くつろぐところだから、あぐらかいてテレビを眺められるような、スウェットのような部屋着を着たいじゃないですか！もちろん、部屋着で1日ダラダラ過ごすような、ダラしがない生活を送りたいわけではありません。

が、仕事を終えて帰ってきてからお風呂に入るまでの束の間、リラックスできる洋服を着たいですよね～。

（本書では、そういう考え方自体が否定されているのかも知れません。）

まあ、100%受け入れないと何かが起こるわけではなく、たとえば「姿勢を良くする」「身だしなみに気を付ける」「やりたくないことはエレガントにきっぱりと断る」など、取り入れたいこともたくさん書かれています。

自分に都合の良いところだけ取り入れて、わずかばかりでも「凛とした魅力」を育んで行こうと思いました。

このシリーズ、ドラマ化したら面白そうだけどなあ。見るのは女性ばかりになるだろうけど、老若問わず少しでもエレガントな行動をするよう心がければ、もう少し生きやすい世の中になるのではないかなあ。なんて。

読んだ日：2018年3月14日～15日

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