mayu-banzaiの日記

1日1冊が目標!読んだ本の感想をメインに掲載します。

その家事、いらない。 山田 綾子

著者の方がやめた事、色々参考になります。 

その家事、いらない。

その家事、いらない。

 

家事の時短を考える時、ついつい「時短術」や「便利グッズ」等に目がいってしまいます。

この本では、その行動自体をやめてしまう、というなかなか思い切ったことをしています。

本書は6章構成です。 

 はじめに

 1章 一人でもイライラしない家事

 2章 台所仕事やめた

 3章 掃除・洗濯・収納術やめた

 4章 時間をかけるのやめた

 5章 部屋のつくりにこだわるのやめた

 6章 理想だけを求めるのやめた

 おわりに

 

私もやっているけど、ついつい面倒臭くなっていることも、いっそやめてしまえば時間にも気持にも余裕が出そうです。

家事、というか、考え方、の方が多いかもしれませんが、私もやめたいことをいくつか。

毎回しまうの やめた

これは、物をしまうためにあちこち移動するのをやめた、ということですね。しまわなくなったわけではありません。

我が家は3階建て。メインの生活スペースは2階のリビングです。1階や3階からモノを持ってきて何かをすることも多いわけですが、そのモノを使い終わっても、いちいちその都度しまいに行かない、ということです。

では、どうするのか?『移動カゴ』なるものを用意して、ついでにしまうのです。

1階に行く用事があるときに、1階にしまうべきものをしまう。うん、楽そう!

著者宅では、移動カゴを置いたことによって、家族に協力までしてもらえることになったそうです。羨ましい~。

 

家の中でスマホ見るの やめた

これ、私もやめたい。スマホって、見始めると止まらない。

著者の凄いところは、どうしても日中やめることが難しかった際、子どもたちに隠してもらう、という方法をとったこと。

なかなか面白いアイデアだと、思いました。

私にはそこまではできない、と思いましたので、不要な時は電源をOFFにしておくことにしました。そして、カバンの中にしまっておく。これだけで、目に入らないからか、スマホが気になることが減りました。

そのおかげで、こうしてブログの記事を書くこともできます。

 

小言を言うの やめた

これ、スマホに引き続き、私もやめたいことです。小言を言うときって、大抵自分がイライラしている時なんですよね。自分軸なの。

イライラしていると、子どもの色んなところが目に付くのです。

宿題いつやるのか、翌日の用意いつやるのか、このレゴはいつまでここに放置されるのか、工作した大きな作品がすごく幅をとるのが気になるetc

心に余裕があれば、「いつかやるだろう」と、どっしりと構えていられるものです。が、イライラしている時には口に出さずにはいられません・・・。

ああ、そうか。私は、「小言を言う」ことではなく、「イライラする」ことをやめなければならないのか。難しい・・・。

 

1人時間を捻出するの やめた

自分のための時間は、1人じゃないとダメなわけではないのです。

子どもに付き合ってもらう、ということも必要。以前読んだ本にもありましたが、親の心の安定が、子どもの心の安定につながる。子どものため、と、親が我慢ばっかりするのは、結局子どものためにはならない。

だから、隙間時間を利用して、やりたいことをやるべきですね。

隙間時間にやること、できることを、少しずつ増やしていこう。

 

たくさん物を持つの やめた

ああ、やめたいこれ。見習いたい。うちもモノが多くて、ごちゃごちゃしています。

そして、片付かない部屋を見て、イライラ・・・。

物が多いだけで脳も疲れるらしいので、少しずつ減らしていこう。著者は、「今だけ」「お試し」「買い替えを延期」と考えることで、躊躇がなくなる、と記しています。確かにそうかも。不便だったら、元に戻せば良いだけの話ですもんね。断捨離とは違うから、捨てる必要はないか。

何はともあれ、必要だと思っているものを、一度隠してしまおう。

まずは積読本からかな・・・。

 

子どものことをやりすぎるの やめた

親が子どものことをやりすぎるのは、子どもの経験の機会を奪う事!成長の機会を奪う事! 小言にも通じるものがありますが、親は経験の多さから、子どものやることにいちいち未来予測をして心配ばっかりしちゃうんですよね。

で、ついつい口を出し、手を出してしまう。

これ、本当に子どものためにならない。自分では何もできない子になってしまいます。

子どもの経験、摘み取らないようにしましょう。 

 

全体的に、結構おもしろかったです。家事・育児に疲れている人に強くおススメです。

読んだ日:2018年5月27日

その家事、いらない。

↑画像orタイトルをクリックするとamazonのサイトにとびます。