とんでもオヤジの「学び革命」 宝槻 泰伸
とってもぶっ飛んだオヤジさんのお話です・・・。
とんでもオヤジの「学び革命」: 「京大3兄弟」ホーツキ家の「掟破りの教育論」
- 作者: 小出真朱,宝槻泰伸
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2016/06/06
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログを見る
『掟破りの教育論』と書かれていますが、マジ、掟破り。
3人兄弟それぞれを、それぞれの個性に合わせて「学ぶ」ことに目覚めさせ、全員を京大に入れてしまうという。
ガリガリ勉強をさせて合格させるのではなく、自ら楽しんで学び、合格へつなげているあたりが、良いですね。兄弟3人それぞれが、ニート期間あります。そっから京大、本当にすごい。
マネしよう!と思える教育論ではありません。いや、正確には、マネできない。
理屈には賛同できますが、そこまでの行動力がある人は少ないでしょう。
例えば、子どもの教育のために、会社を辞めることができますか?
例えば、子どもの教育のために、商店街の人たちと仲良くなってコンサルタントみたいな立ち位置につけますか?
例えば、子どもの教育のために、高校受験をパスして海外旅行へ行けますか?
ほんと、ぶっとんだオヤジさんです。(奥さんは、不満がありながらもついていっているので、奥さんも変わった人なのでしょうか。)
読んでいて楽しい1冊ですが、自分の無力感にもさいなまれる1冊でした。
自分って、凡人の域を出ないな・・・。(凡人でも楽しいけどね♪)
読んだ日:2018年5月上旬
とんでもオヤジの「学び革命」: 「京大3兄弟」ホーツキ家の「掟破りの教育論」
↑画像orタイトルをクリックするとamazonのサイトにとびます。