PRESIDENT 2016.9.12号
金持ち夫婦、ビンボー夫婦2016
PRESIDENT (プレジデント) 2016年9/12号「金持ち夫婦、ビンボー夫婦」
- 出版社/メーカー: プレジデント社
- 発売日: 2016/08/22
- メディア: 雑誌
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PRESIDENT歴3年の私としては、このネタ少し飽きています。
逆に言うと、マネー対策はここ2-3年あまり変わっていないということ?
年間購読を申し込んでいるため、送られてくるし、送られてくると読んでしまうのですが・・・。
さて、この号では2つに興味を持ちました。
1つ目:新型栄養失調
これはメインテーマとは全く関係がなく、「情報スクランブル」というコラムみたいなところの記事です。
近年、3食きちんと食べているのに栄養失調になる人が増えているそうです。栄養過多の現代人がなる栄養失調を「新型栄養失調」と呼びます。
新型栄養失調は高齢者に多く、タンパク質不足が主な原因です。
しかし、高齢者ではない働き盛りの成人がなることも多く、それはビタミンとミネラルの不足が主な原因だそうです。
新型栄養失調になると、風邪をひきやすくなったり、注意力が不足する、うつ症状がでるケースもあるそうです。
炭水化物メインの食事ではなく、タンパク質、ビタミン、ミネラルをバランスよく摂れる食事をしたいものです。けど、これが難しいんですよね。
私なんかは昼食は自宅で弁当を作って持って行くことが多いですが、おかずをバランスよく入れるのは結構大変なんですよね。ひどいときにはおかずは卵焼きと冷凍食品、みたいな日もあります。
朝、は無理ですが、最低限夕食では野菜とタンパク質がメインの食事を心がけたいな、と思います。
2つめ:ビンボーでも幸せな人は、なぜ幸せなのか?
これはメインテーマの一つですね。
平均年収は全国最低、失業率は全国最悪の沖縄です。
「幸福学」という学問があり、その研究をしている現慶応義塾大学大学院の前野隆司教授が執筆した記事です。
幸福、の明確な定義はなく、個人差が大きく、言語が違えば意味も変わる、そうです。
感情的幸福、主観的幸福、生活満足度。これらは持続時間の短いものであり、持続的な幸福には結び付きません。
衣食住に問題を抱えるような年収では幸福度は低くなってしまいます。したがって、ある程度の年収(衣食住に問題を抱えない)までは生活満足度と収入は比例し、幸福度とも比例しますが、それ以上になると生活満足度はあがるけど幸福には寄与しなくなるようです。
地位財、非地位財という言葉についても触れられていました。
地位財・・・周囲との比較により、満足を得るもの。所得、社会的地位、物的財等
非地位財・・・他人との相対比較とは関係なく幸せが得られるもの。健康、自主性、社会への帰属意識等
地位財は幸福の持続性が低く、非地位財は幸福の持続性が高いそうです。
平均年収を超えるていどまでは「地位財」をめざし、それ以降は「非地位財」を追求するのが幸福への近道です。
仕事だけしていても幸福にはなれないようですね。
もちろん、仕事が「楽しい!!」と、趣味みたいになっている場合は良いのかも知れませんが・・・。そんな人は珍しい存在ではないかと思います。
私も、地位財はそこそこ、非地位財は最高を目指して日々生活していこうと思いました。そのためにはライフスタイルを少々変える必要があるかも知れません。
読んだ期間:2016年8月27日