茶色の朝 フランク パヴロフ
知り合いから教えてもらい、読みました。
- 作者: フランクパヴロフ,ヴィンセントギャロ,藤本一勇,高橋哲哉
- 出版社/メーカー: 大月書店
- 発売日: 2003/12/01
- メディア: 単行本
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文章自体は凄く短いです。はっきり言って、5分もあれば読めます。
子どもたちへの読み聞かせにちょうど良いボリュームです。
ただ、途中途中の絵は、子どもたちには楽しい絵ではなく、内容も重めなので、寝る前に読むような本ではないかな、と思います。
最後に、現東京大学大学院総合文化研究科・教養学部教授の高橋哲哉氏からのメッセージが載っています。
「なぜ茶色なのか?」の解説部分は、私にとっては難しく、また、現段階で興味のないことなので、読み飛ばしました。
が、本当に最後の最後のメッセージ
思考停止をやめること
これは、色んなことに共通することですよね。
本書では、色々な理由をつけて思考停止した男性の日常からある結末までがメインストーリーですが、ほとんどの大人は「やべ、自分もだわ」と思えるはずです。
忙しいから、面倒くさいから・・・そんな理由で色々なことを何となく受け入れていくうちに、とんでもないことに。
大人にも読んでほしい1冊、子供たちにも読んであげて、どう思ったかを聞きたい1冊でした。
永久保存!!
読んだ日:2017年11月25日
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