わたしのココロはわたしのもの-不登校って言わないで- プルスアルハ
学校に行けなくなった女の子、ミクの、心の中が絵と文章で描かれています。
わたしのココロはわたしのもの: ―不登校って言わないで (子どもの気持ちを知る絵本)
- 作者: プルスアルハ
- 出版社/メーカー: ゆまに書房
- 発売日: 2014/10/24
- メディア: 大型本
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学校に行かなくなった子どもの心境を理解するために良い本ではないかと感じました。
不登校の本というと、専門家の立場から、親の立場から、あるいは第三者の立場から解説したものが多い気がします。
この本も、専門家が絡んでいるとはいえ、子ども目線で話が進んでいき、親として子どもの気持ちを知ることができます。
もちろん、学校に行きたくない、あるいは行けない原因は人それぞれなのでしょうから、この絵本の内容がフィットしないお子さんもいるでしょう。
ミクは、小学生高学年くらいだと思います。
学校ではみんなが楽しそうにしているけど、自分は全然楽しくない。話を合わせるのも疲れる。なんだか景色が灰色。そんなある日、ついに体が動かなくて、朝起きられなくなりました。
そこから不登校へと突入し、その後再び心を開き始めるところまでがストーリーになっています。
正直、これまで読んだ不登校本のうち何冊かは手放しています。どれも同じような内容だったり、自分の考えと合わなかったり。
でも、この本はしばらくは手放さずに手元に置いておこうと思っています。繰り返し読み、改めて子どもの気持ちを理解するために、です。
男の子の不登校は、また異なる感情も混じってくるのかも知れませんが、ベースは同じだと思います。
ある日突然わが子が不登校になったら?子どもの気持ちを理解できる親である自信はありますか?
私は、今でもそんな自信はありません。
読んだ日:2019年3月
わたしのココロはわたしのもの: ―不登校って言わないで (子どもの気持ちを知る絵本)
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