コンビニ人間 村田 沙耶香
いつの間にか文庫で出ていたのですね。ずっと読みたかった小説です。
芥川賞受賞作品、ということで期待up。
主人公は30台半ばの女性。
コンビニでアルバイトをしています。
タイトルからして、コンビニが大好きな人のお話で、コンビニに通う日常の中で、コンビニで人と出会い、コンビニで事件に遭遇しetcなお話かと思っていました。
全く違いましたが(^-^;
かなり変わり者の主人公(周りの人々の働きかけによって、自分が変わり者であることを一応認識している)で、独特の考え方を持っています。
友達関係も何とかうまくやっています。
その調子で結婚も・・・と思いきや、そうそううまくはいかないようです。
結婚相手として出てくる男性も、面白い。私の周辺にいたら、へどが出るほど嫌いなタイプですが。
エンディングは何となく予想していた通りで、あまり驚きもなかったですが、全体としては「あ~、面白かった!」です。
薄い文庫本だったので、2時間程度でさっくり読めちゃいました。
久しぶりの小説&読みたかった小説、ということもあり、一気読みでした。
読んだ日:2019年3月10日
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