学校は行かなくてもいい 小幡 和輝
不登校経験者の小幡和輝氏の著作です。
学校は行かなくてもいい ――親子で読みたい「正しい不登校のやり方」
- 作者: 小幡和輝
- 出版社/メーカー: 健康ジャーナル社
- 発売日: 2018/07/15
- メディア: 単行本
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不登校関連の本は多く読んできました。
これまでの本の多くは、研究者だとか心理学者だとか親だとか、サポートする側の人間が書いていたと思います。
この本は、不登校を経て大人になった本人の書いた本です。
記憶にある限りでは、漫画で2冊、体験談のようなものを読んでいます↓↓
内容としては、小幡氏が不登校を始めたキッカケや不登校時代の過ごし方、そして親の関わり方、現在に至るまでが書かれています。
やっぱり、本人の体験談って、不登校当事者の気持を知るうえで、実感を伴って受け入れることができると思います。
いくら専門家が「子どもたちはこう思っている」と説明し、たとえそれが正しかったとしても、どこか完全には受け入れることができていなかった気がします。私は。
小幡氏は、不登校経験者の中でもかなり少数派の部類の方なのだろうと思います。本まで出版することができたのですから。
不登校でも、こんな生き方もできますよ、という一例。社会的に見ての成功例の一例であり、「こんなの大多数の人はできない生き方でしょ」という意見も当然あるでしょう。
でも、明るい希望の光であることには間違いありません。
不登校でも人生終わりではない!学校がすべてではない!いう言葉に説得力を持たせることはできるかと思います。
不登校の本人、親にはぜひ読んでほしい本です。
不登校とは縁も何もない人には読まないでほしいです。そんな人が読んで「こんなの成功例だ!レアケースだ!」とは騒がないでほしいので。
読んだ日:2018年8月下旬
学校は行かなくてもいい ――親子で読みたい「正しい不登校のやり方」
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はたらく細菌 吉田 はるゆき
はたらく細胞シリーズ(?)みたいです。
働く細胞の感想はこちら↓↓
身体と関係する細菌、というと、私はまず腸内細菌を思い浮かべました。
「はたらく細菌」でも、最初は腸内細菌からお話が始まります。
善玉菌、悪玉菌、日和見菌、常在菌ではない菌(納豆菌等)、病原菌が色々出てきて、腸内にて戦いを繰り広げます。
知っている菌も登場しますが、初めて耳にする菌もチラホラおり、勉強になります。
腸内だけでなく、ニキビ、虫歯、水虫などの菌も登場し、自分の身体の状態について、ふと思いやってしまったりもしました。
そして何より、善玉菌たちのためにも、納豆やヨーグルト、食物繊維を意識してとろう!と決意できました。
「はたらく細胞」を読んだときよりも、なぜか、「自分のために何かしよう!」と思えました。お話に出てくる症状が身近だからかも知れません。(虫歯とかニキビとか。)
子どもには、まずこちらを読ませたいです。
一つ懸念があるとすれば、虫歯の場合は歯医者に行って一旦解決しているため、「虫歯になっても歯医者に行けばいいや~」と思ってしまう可能性があることでしょうか。
なお、「働く細胞」に出てくるような免疫細胞さんたちは、ほとんど登場しません。
ちなみに、「働く細胞BLACK」というのも読んでみましたが、あまりピンとこなかったです。
身体に対して、飲酒、喫煙等の与える影響が、細胞レベルでよくわかるような気もしましたが・・・。 なんというか、雰囲気が苦手です。
読んだ日:2018年9月4日
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3巻は2018年10月9日発売予定だそうです↓↓
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はたらく細胞 清水 茜
アニメ化もされているというこの漫画、読んでみました。
今話題なんですよね!?
フムフム、理系(特に生物系)にはウケそうなマンガだなあ、と思います。
私は理系のはしくれなのですが、「そうそう、そうだよね」「この細胞がこのキャラ!?」みたいに楽しんで読むことができました。
文系の人は、読んでも「???」となりそうな気がします。絵は可愛いので、単純に楽しめそうな気もしますが、登場人物(細胞)が多くて、それぞれの役割を覚えるのに一苦労かも知れません(^_^;)
一番おススメは、高校生くらいの子たちでしょうか。
各細胞の役割を理解するための導入としては最適かと思います。
ちなみに、私が一番好きなキャラはNK細胞です。
強くてカッコいい~☆
読んだ日:2018年9月1日~4日
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マンガでわかる 片付太郎と汚部屋乱子のお片づけレッスン 長浜 のり子
お片付け、整理収納のやり方をマンガでわかりやすく説明してくれています。
マンガでわかる 片付太郎と汚部屋乱子のお片づけレッスン すぐできる! 続けられる! 整理収納のコツ教えます
- 作者: 長浜のり子
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2017/11/21
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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メインキャストの二人の名前が「片付太郎」と「汚部屋乱子」という、わかりやすい設定。そして、マンションの隣同士の部屋に住んでおり、ひょんなことから片付太郎(片づけのプロ資格を保有)が汚部屋乱子の乱雑な部屋を一緒に片づけてゆくという、これまたわかりやすいストーリー設定。
まあ、整理収納お片付けのポイントが大事なので、そんなに設定に凝っても意味はないのですが、それにしても潔いほどわかりやすい設定でした。
これまで、ミニマリスト関連の本や断捨離の本など、何冊か読みましたが、それらの本と大きく異なるのは、最初から無理に捨てなくても良い、と、捨てられない人達には励みになることも割とメインで書かれていることでしょうか。
あくまでも、「最初からは」ということですが。
汚部屋乱子も、捨てられない部類の人であり、「捨てるくらいなら片付かなくても良い・・・」と挫折しかける場面があります。恐らく、部屋が片づけられない人の多くはこの思考をお持ちなのでしょう。
しかし、物を捨てないことは、イコール物を大事にしている、ということになるのでしょうか?
そのあたりは本を読んでいただければ良いと思います。
そして最終的には、片づけられない、捨てられない汚部屋乱子でさえ、綺麗スッキリ部屋が片付き、友達を部屋に呼んだり、彼氏ができたり、人生変わっていきます。
気になった文章を2つ。
「今」を優先した暮らしを意識するだけで、物の持ち方は確実に変わってきます。
それは、「今」必要なのか?「今」使っているものなのか?
そんな視点で、今あるものを見直してみると、本当に必要なもの、本当は必要ないものが分けられるでしょ、というお話です。
だいたい捨てられない、手放せないものというのは、「高かったから」「まだ綺麗だから」「痩せたら着たいから」等々、「今」が置き去りにされているもの。
これは生き方にも関わってきますが「今」を大事にしましょう。
私もよく、「今」を置き去りにしてしまいます。
次はこちら。
あったらイイなは、なくてもイイ
はい、物を買おうとするときに思い出したい言葉です。
個人的には、物を増やさないために物を買わないことばかりを考えるのは嫌なのですが、何か物を買うときには1度思い出してみようと思います。
でも、「ムダな気もするが、やっぱり暮らしを便利にするために欲しい!」と思ったら買っちゃうと思います。あ~、でもこの思考が物を増やすんだよな・・・。
でもでも、この言葉を思い出すことによって、衝動買いが少しでも減るとイイナ♪と期待。
読んだ日:2018年8月30日
マンガでわかる 片付太郎と汚部屋乱子のお片づけレッスン すぐできる! 続けられる! 整理収納のコツ教えます
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「疲れない」が一生続く!最強の食事&筋トレ 日経トレンディ別冊
最近、「疲れない」とかいうキーワードに強く興味を持っているようです、自分。自然と手に取っちゃうんですよね・・・。
どんなことが書いてあるのかな、と胸を期待に膨らませていざ読んでみると!・・・内容がちっとも頭に入ってきません(-_-)
なんせ、文字が小さい&多い!写真もそこそこありますが、最近読んだ雑誌の中ではダントツのギュウギュウ詰めでした。
なんというか、開いたとたん読む気が失せ、写真とその周辺の説明だけを読むので精いっぱいでした。
男性向けの雑誌って、こんなものなのでしょうか?
電車の中で読む用?
日経WOMANなどはよく読むのですが、ターゲットが違うだけで、こんなに誌面の雰囲気が変わるんだなあ、となぜか感心までしてしまいました。
肝心の内容は?と言うと、(私の中では)可もなく不可もなく、というところです。
私にとって、特に目新しいことは載っていなかったかな。あ、でも、筋トレの方に興味のある方にはオススメかも知れません。結構色々載っていました。
筋トレをするときは、速くとゆっくりの両方が必要、とかね。知らなかったので。
(私は食事の方に興味があって読みました(^_^;))
読んだ日:2018年8月23日
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嫌なこと全部やめたらすごかった 小田桐あさぎ
小学生の、長い長い夏休みが終わろうとしています。(やった~♪)
私の仕事の夏休みもそろそろ終わろうとしています。(はぁ・・・)
そんな時にこの本を読んだら、このまま仕事を辞めてしまいたくなりました(>_<)
私は今の仕事を好きなのだろうか?子どもとの生活を楽しんでいるのだろうか?モヤモヤ。
「自分のやりたいことだけをするようしたら、人生上向きハッピーだよ☆」というような内容の本です。
「いや、そんなこと不可能でしょ・・・」と最初っから否定してしまうのが、私。(それが、何だかパッとしない毎日を過ごしている最大の理由でしょうか。)
でも、「不可能でしょ」って考えるだけで結局何も実行していません。そう、考えるだけで、何の努力もしていませんよ・・・。
すみません、後ろ向きなことを書いてしまいました。
どんな人生を送りたいのか?
どんなことが好きなのか?
そういったビジョンのなさを、再確認させられてしまう内容の本でした。
いくつか気に入ったフレーズを。
イライラはキャパオーバーのサイン
まあ、これは特に珍しい内容でもないですが、やっぱりそうだよね、という感じで自分に共感してもらえた気持です。
著者の方は、家事・育児は気の向くまま、家事などはほぼ外注をしている、というツワモノです。が、夫婦共働き核家族の現代では、他人の手を借りて家事・育児と仕事を両立させる方法がスタンダードとなっていくのでしょう。
祖父母と暮らせばやってもらえることを、お金を払って他人にやってもらう、と考えれば、それほど違和感のあることでもないですね。
私は食事作りが嫌いです。主人は料理が好きなので、夕食はほぼ100%主人に任せています。こんなところはうまく役割分担ができていると思います。
でも、「母親なんだから、それくらい我慢しろ」という感じで、主人が色々求めてくることがあり、それはかなり負担に感じています。
なんで我慢してまでやらなければならないのか?そんな不満を抱えたまま過ごしています。それを外注しようとすると、「他人に頼るな」。やりたくない、と強く言えば、「じゃあ俺がやるから、お前が外で働いて同じだけ稼げ」と。あら、結構ひどい配偶者ですね。
良い母親なんて目指しても無意味
これは、私の中では新鮮な内容です。結局母親がどんなに子どものことを考えて、思ってやっていることでも、子どもの受け取り方次第でそれがプラスかマイナスかが決まってしまう、ということです。
また、子どもが一時プラスと捉えても、成長の過程や親子関係などでマイナスとなってしまうこともあり得るわけです。
だからといって育児放棄をしてよい、と書いているわけではなく、「所詮そんなもんだから、そんなに力を入れなくても良いよ」と言ってくれているのです。
何だか肩の力が少し抜けました。
これまで読んできた育児本では、母親がいかに子どもをうまく成長させるか、ということに焦点をおき、「こうしたらよい」「ああしたらよい」とアドバイスをしてくれるような内容でした。
でも、結局それは「こうしなければならない」「ああしなければならない」と捉えてしまうんですよね、そういう本を読む母親は。参考程度にできないわけです。
もちろん、いくつかを抽出して実践してみたりもするし、そういう本から得ることも多いですが、心が弱っているときには、追い打ちをかけられている気分になったり・・・。
本書を読むと、前向きな気持ちになりました。
文章の感じも軽いし、ネガティブ時代の著者のことも多く書かれていて、それがまた今の自分に当てはまることもチラホラあったり。
何だか不満を抱えている女性にとっては、「そうだよね~。」と共感してもらえ、「私はこうしたら良くなったよ。」と、アドバイスをもらっている感覚になると思います。
人生のブレイクスルーを求めている方は、一読の価値ありです。
読んだ日:2018年8月22日
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トヨタ式超ラク家事 香村 薫
オールカラーで読みやすかったです。
では内容は?というと、他の家事本と差別化できてはいないような気がしました。
特に目新しい内容もなく、家事について考える導入として読む分には充実しているけど、家事全体のレベルアップを目指している人には、少し物足りないかな、という感想です。
私は家事の上級者ではありませんし、だからこそ、このようなタイトルにはついつい惹かれて読んでしまいます。
オールカラーで写真がたくさん掲載されているので、読んでいて退屈はしませんでした。この点に関しては、これまで読んできた家事本(片付け本)の中ではダントツ1位です。
ただ、ピンポイントでの商品の紹介があったりして、少しウラを感じてしまう本でもありました。
読んだ日:2018年7月24日
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