パリの朝食はいつもカフェオレとバゲット 国末則子
雑誌のPresidentで紹介されていて、タイトル買しました。
パリの朝食はいつもカフェオレとバゲット ―フランス人はなぜ仕事と子育ての両立が上手なのか?
- 作者: 国末則子
- 出版社/メーカー: プレジデント社
- 発売日: 2016/10/28
- メディア: 単行本
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どこに惹かれたのか?というと、副題の「フランス人はなぜ仕事と子育ての両立が上手なのか?」というものです。
本書は7章構成になっています。
第1章 グルメの国の食卓
第2章 奥深い食文化
第3章 仕事も子育ても
第4章 良いバカンス、良い週末
第5章 人との関わり
第6章 思い思いに暮らす
第7章 心豊かな日々を
フランス人の考え方色々紹介されていました。
やはり、日本人とは根本的に考え方が違うようです。
何を一番に考えるか、ですね。
フランス人は、人とのつながりを最も大事にしているのですね。人とのつながり、と言っても、数の多さ、や、会う機会の多さ、ではありません。
フランス人は、友達を厳選するそうです。厳選、というと悪いイメージになってしまうでしょうか。
深く、長く付き合うために、多くの友人は持てない、という理由です。瞬間瞬間が楽しければ良い、そのための友人、ではなく、人生を通して寄り添っていくような友人。
友人はあくまでも本書で紹介されているフランス人の考え方の一例です。
私は本書を読んで、フランス人の考え方は素晴らしいと思います。私もそうありたい、とも思います。
でも、ベースの心の持ち方は見習っていきたいと思います。
まずは、子どもとの時間からですね。
一つ残念だったのは、私の理解がイマイチなのかも知れませんが、私が知りたかった「仕事と子育ての両立」について、フランス人の知恵みたいなものの紹介はなかったかな~、という点です。
本書によると、フランス人が仕事と子育てを両立できるのは、フランスの制度ありきのように理解できました。
結局、日本では無理だよね、となってしまいそうな・・・。
読んだ期間:2016年11月15日~11月18日