イライラが笑顔に変わるなりきり子育てのススメ なかしまゆき、上羽京
2歳くらい以上のお子様がいるママorパパにおすすめしたい本です。
(最後に「パパ対策」も載っているので、ママ向けかな?)
イライラがすこ~し、収まるかも^^
本書は3章構成です。
プロローグ
第1章 「演じる」と変わる3つのこと
第2章 なりたい姿はどんなママ?
第3章 さあ、演じてみましょう!
エピローグ
第1章で理屈、第2章でワーク、第3章で実例、という感じです。
私は、本を読むのは好きなのですが、本の中で「ワーク」をすることが非常に苦手です。
どうしてでしょうね?ワークで書きだすことによって自分の理想像等が可視化され、それが恥ずかしいのかも知れません。そのためのワークですが。
でも、本当はそれを乗り越えないと、自分の成長につながらないのかも知れません。
自己啓発系の講習会などでも、ワークの時間があったりしますが、どうしてもワークの瞬間に魂抜けて、斜め上から傍観し始めてしまいます。
「あほらし」と思ってしまうのです。ダメですね、これじゃあ(笑)
ということで、第2章のワーク的なところは、ほとんどすっとばして読んでしまいました。
「お、これ使えそう」と思ったのがこちら↓↓
〇「ママなんて大嫌い!」と言われたら⇒ママはあなたの最大の味方なんだ、と伝えるチャンス!「ママは〇〇ちゃんのことが大好きなんだけどな」と言ってみる。
(私は、つい、「そんなこと言う〇〇ちゃんなんて、ママも嫌いだよ!」と応戦してしまいます。これ、NGです!!)
〇兄弟ゲンカに口をはさみたくなったら⇒プレミアムシートで見ている観客になる。
ママが解決してしまったら、子どもたちは何がケンカの原因なのか、次はどうしたらいいのかを考えません。
なるほど~!映画だと思って、口出しをせずに見ておきましょう。
〇何かしているときに子どもに呼ばれたら⇒悩める相談者になる。
「今、〇〇していて××なんだけど、どうしたらいい?」と、子どもに相談すれば良いのですね。呼ばれたらいつでもどこでも、それを受け入れる、というのは不可能ですもんね。子どもに解決策を考えてもらいましょう。
楽チンだし、子どもの考える力を養うこともできるし、一石二鳥!
〇友達とケンカをして、大泣きで帰ってきたら⇒ママはそよ風になりましょう。
まだ私の子供は友達とケンカをして帰ってくる、ということはないですが、これから学年が上がるにつれて、そういうことも起こるのでしょう。
そんな時は、根堀り葉堀り聞き出そうとするのではなく、その場を心地良い雰囲気にしましょう。寒ければ部屋を暖かくし、暑ければ涼しくします。
子どもが帰ってきて「安心」できる場所にするだけでOKなのです。
子どもは、聞いてほしければ自然に話出しますから。
〇子どものやることなすことが気になるときは⇒空の上から見守る神様になりましょう。
これ、ついつい子どものやることなどに口を出したくなっちゃうんですよね。でも、神様の心で見守りましょう。
〇「あれもしなくちゃ、これもしなくちゃ」と、爆発しそうなときは⇒セミになりましょう。
セミになる、という発想は面白いですよね。詳細は書きませんが、理屈にものすご~く共感しました。
イライラ⇒笑顔、少しできそうな気がします。
読んだ日:2017年11月16日
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