mayu-banzaiの日記

1日1冊が目標!読んだ本の感想をメインに掲載します。

とうへんぼくで、ばかったれ 朝倉 かすみ 他1冊

どっぷり朝倉ワールドにはまっています。

まずは、図書館で見つけて借りた本がこちらです。

とうへんぼくで、ばかったれ

とうへんぼくで、ばかったれ

 

要は、恋が実ったストーカーの話でした。

札幌で働いていた時に一目ぼれしたおじさんを追いかけて、23歳女子が上京するのですが、まずはその設定自体があり得るのか!?という感想。

おじさん、よっぽど魅力的だったの?と思って読み進めても、その魅力がさっぱり伝わらない。人の好みはそれぞれでしょうけど、私の友人が主人公(ストーカー)だったとするなら、「がんばってね・・・・」としか声をかけられないでしょう。

 

まあ、それなりには面白かったけど。

 

 

もう一冊は文庫本でアマゾンから購入。

遊佐家の四週間 (祥伝社文庫)

遊佐家の四週間 (祥伝社文庫)

 

これ、ドラマ化とか映画化されてないのかな?いかにもドラマ向け、映画向けな内容だと思いました。

羽衣子の築き上げた家庭が、親友のみえ子によって崩されていく話です。と言っても、不倫とかのドロドロした話ではありません。(いや、考えようによってはドロドロしているかも・・・)

わけあって、みえ子は羽衣子の家に4週間居候することになるのですが、羽衣子以上に羽衣子の家族と打ち解けていくお話。

 

私の中で勝手にキャスティングすると、

羽衣子 ⇒ 黒木瞳

みえ子 ⇒ 片桐はいり

賢右(羽衣子の夫)⇒ 寺脇康文

って感じです。あ~、ドラマ化してほしい。

 

みえ子の、人の心を開かせるテクニックには、学ぶべきところがあると思います。

 

 

ちなみに、『とうへんぼくで、ばかったれ』は、『恋に焦がれて吉田の上京』と改題して、文庫化されたみたいです。

私は、とうへんぼくの方が好きだな。

恋に焦がれて吉田の上京(新潮文庫)

恋に焦がれて吉田の上京(新潮文庫)

 

 

だいぶ読んだなあ。

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読んだ期間:2017年10月