最上のほめ方 八田 哲夫 原 邦雄
「ほめる」って、難しいですよね。
本書は5章構成です。
はじめに
Chapter.1 「最上のほめ方」ステップ1~「家庭のあり方」を再確認しよう~
Chapter.2 「最上のほめ方」ステップ2~自分と子どものタイプを見極めよう~
Chapter.3 「最上のほめ方」ステップ3~自分をほめられる人になろう~
Chapter.4 「最上のほめ方」ステップ4~親子ほめで「二度と来ない今」をカタチに~
Chapter.5 八田哲夫×原邦雄「最上のほめ方」対談~私たちは、こう育て、こう育てられた~
おわりに
子どもの自己肯定感を高めるためのほめ方の具体的な内容が載っています。
自己肯定感、大事でしたね。
ほめて育てたい場合、実際どんなほめ方をすればよいのか?
ただ手離しに褒め称えれば良いわけではないことは分かりますが、じゃあ、どんな時にどんな風に褒めればよいのでしょうか。
まず土台になるのが、家庭の在り方です。どんな教育方針なのか、どんなことに重きを置くのか、どんなしつけをしていくのか等々。
親の方針がブレてしまっては、良い子育てができません。
さて、我が家はというと・・・家訓みたいなものは特にないですね(^-^;
主人とじっくり話し合うべきなのでしょうが、なかなか話し合うチャンスもなく・・・。
もっと言うと、あまり話し合いたくもなく(笑)でも、それじゃあダメですね。
ちょいちょい家庭の方針を話し合っていこうと思います。
土台に関して、「親が子どもに絶対に言ってはいけない8つの言葉」や「幸せになる子どもを育てる8つのステップ」などが書かれています。
8つの言葉のほうは、やばい、普段使ってしまっている!という 言葉もありました。
反省。
印象に残ったところを少し。
子育ての勘違いをなくせば、子どもをグッとほめやすくなる
ここでは、親子を鳥に見立ててお話をしています。
親が鷹、長男はニワトリ、妹はペンギン。同じ鳥類でも、これだけ違えば性質も異なってきますよね。それをしっかり理解しないといけないわけです。
で、実際のほめ方ですが、子どもを3タイプに分けます。
- いつでもほめてほしいタイプ→ひとから好かれたい
- よく見てほめてほしいタイプ→きちんと評価されたい
- とりあえずほめてほしいタイプ→自分から動いて楽しみたい
各タイプの細かい特徴や実際のほめ方は、本書を読んでいただければ良いと思いますが、効果的に褒めるためには、自分の子どもがどのタイプなのかをしっかり考える必要があります。
ほめ言葉のシャンパンタワー
うちの子はほめるところがなくて・・・という方は、親自身の心が満たされていないがために、子どものほめるところが見えていない状態だそうです。
私も子どもをほめるの得意ではありませんが、自分自身のことを考えると、年齢が上がるとともに誰かからほめてもらうことも少なくなりました。
そこで登場するのが「自分ほめ」です。
自分をほめる→自分が満たされる→シャンパンタワーのようにあふれていった部分で他人を満たす
これが、ほめ言葉のシャンパンタワーです。
これは素晴らしいですよね。
私も自分ほめ、やってみます。
やり方は本書を参照していただきたいですが、自己肯定感を上げるためにする作業と似ていますね。
そのほか、「家族ほめる会議」というのも出てきました。
こちらも家庭ですぐ実践できる、ほめ行動です。
私は、あんまり自己啓発本を読んで、「手帳にメモする」というのが多くないのですが、この本はたくさんメモしたいことが載っていました。
Output1万時間のうちの1-2時間分にはなりました。年収1億に近づいたかな(*^-^*)
子育てに関するOutoputになるのかな?細かく考えると気が遠くなりそうなので、まあ、いいか。
年収1億についてはこちら↓↓
読んだ日:2019年3月上旬
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